TOP > キネシオロジー太田 OTA kinesiology 日記 > 痛みは放置せずに早めにケアを
ウェーバー・フェヒナーの法則というものがあります。人間の感覚の大きさは受ける刺激の強さの対数に比例するという法則です。
暗い部屋で一個の電球をつけた時に明るいと感じますが、10個の電球がついている状態で1個増やしてもさほど明るくなったと感じません。
人間の感覚は、もともとの刺激が大きい状態からの変化には鈍感のようです。
身体の痛みで考えてみると、身体の痛みが全くない人が腰痛になった時に感じる痛みを100とすると、元々50の痛みをもっている人が腰痛になった場合は8しか痛みを感じないということになります。
痛みに対して身体が鈍感になっている状態です。
痛みを感じないので、発見が遅れたり、頑張りすぎてしまい、余計に症状が悪化させてしまうことがあるかもしれません。
痛みは放置せずに早めにしっかりとケアをしましょう。